03年 3月 27日( 木 )

 Wさんと打ち合せ。 やっと実感が湧いてきた。 ほんまに私、改装してまうんや。 ふぅーーん。  いままでは改装スルゾと思ってはいたが、図面を書いても現実味が無くって、仕様もなかなか決めれず、ハシカのように急に思いついてはテンション上がって夢を膨らませすぎて即座にしぼむの繰り返し。 、シンプルにしとかな飽きるよな、掃除大変とか、でもデザインは重要やし人生プランもあるし、とかとか。 とにかく考えすぎて手も足もデン状態がずっとだった。  今日、Wさんと話しててやっと地に脚がついた。  


03年 4月 2日( 水 )

 引っ越しなんて前日からで充分と鷹をくくっていたが、ハハに一喝された。 ちなみに彼女は引っ越し経験豊富。 私→ドシロート。あきれて、手伝いにきてくれた。 お手製の弁当とウチの夕飯まで持って。 サスガ母、我が家になにも無いのはお見通しね!

業者には大物の運び出しだけしか頼んでないので荷造りはゼンブ自分達。 本の荷造りから始めたが、もう、あの、ふぅぅぅ。 全然ススマン。 焦ってきた。 この本誰が運ぶの。 やぱり、私よね。はぁ〜〜 と先を考えるとやる気半減。ってか無くなる。まじで。 自宅改装するお客さんってパワーあってんなぁ。 我が身になって初めて分るこの辛さ。。

 人間っていらんもんに囲まれていきてるよね。 でも捨てれんものも一杯ある。 私は大切なゴミと一緒に生きていくのだ。それもヨシ。 


03年 4月 3日( 木

 Wさんが工務店として近隣挨拶にきてくれた。 私も個人として挨拶に回った。 お願い1ヶ月半みんな耐えてくれと願いながら。一人でいったんだがやはり女一人だと相手は強気にでるっぽい。とくに男の人とかは。 というより私が下手キャラだから?


03年 4月 4日( 金

 工事はじまってもないのに管理人にたてつく人がいたらしい。せめて始まってからでしょフツウ。 でも今回、私は施主なのサッなんて思ったり。へへ  近隣でコテンパンに言われたらやはり凹しその後の脱力感はそうとうなもの。 怒ってる方もやっぱり疲れるやろしムカツクやろし怒らなかったらいいのに。 平常で文句を言うとかさ。


03年 4月 5日( 土

 昨日夜中から荷造り。。。ダンナの仕事の〆と重なるし、私は呑気に構えてたしで本棚と食器棚以外はホトンド現状のママ。焦りながら必死で荷造りとゴミの種分け。 それでも、なんとか3時間は寝れた。 9時に引っ越し屋さんが大物の運び出し開始。5.5畳の倉庫しか借りてないので入るのもその程度。 あとは自分達でヤルと言うことで安いんだけど。 午後妹夫婦とその友達が荷物を取りに来てくれた。ムチャ助かった。 妹はかなり不機嫌。 ああ、こんなんだったらバイトで誰か雇うのだった。ハハからもかなりのブーイング。 妹夫妻は夜荷物を取りに来てくれた。 というかお願いしたんだけど。。。チチも登場でダイブ片づいた。  しかし、、、荷物の引き上げは家族を使うのは絶対辞めよう、絶対に。 


03年 4月 6日( 日

 木金土の追い込みが良かったのか2時頃には残りの荷物を全て実家に詰め込み引っ越し完了。 オトン、オカン、ヤン、ヘー、ヘーの友達夫妻ありがとう。。。 夕方から実家の荷物を使える状況にセットして完了。 PC環境もホトンド復旧したので安心。 あー眠い。 腰痛きそう。


03年 4月 7日( 月

 リノベ初日。 まず、昨日まで住んでいた自宅に土足で入ることの罪悪感?から始まり、解体で壁天井押入をバールでガンガン壊す音が心に突刺さった。 その解体中、WさんやKさんと打ち合せしていても気持は上の空だし。。。 あんなにやりたがってた改装やんって自分に言い聞かせ、ムクムクと目覚めてきた罪悪感を押し殺す。 自宅の解体は見るモンじゃない。 もしそう言う機会がアル人は是非見ないことをお勧めする。 晴天のソラがワタシの気持を浮きだたせて余計哀愁を感じた。

建材お化けいたら タタラレソウ。。

03年 4月 8日( 火

 バタバタしてたこともあるが、解体作業ははあんまり見たくないってのもあり、今日は現場には行かなかった。


03年 4月 9日( 水

 昼一に現場。 解体のガラ出し中。 2t車に乗ってる私の建具達よサヨウナラ。 形がハッキリわかるものってくるよね。解体されたゴミの中でお弁当を食べた。 こんな状況でも我が家は落ち着く。 Nくんがいいことですねっと誉めてくれた。 こういう一言ってやっぱ嬉しいよね。  電気を鉄パイプでお願いしたら値段が高くなるとむっちゃビビらされた。 やっぱ初めに見積もりあげてもらっとくべきだったかも。 初日のノスタルジック気分からはダイブ抜け出し、気持が前進してきた。


03年 4月 10日( 木

 現場にいったら大工さん達が丁度帰るとこだった。 部屋の中はスッカリ綺麗で、全ての解体処分材は無くなっていた。 どこの現場もそうなんだけど一度解体するとエライ狭く感じる。 OH!JAPAN、ウサギ小屋って感じね。 墨だし前なので現場でひとりコンベックスをもってイメージしてるとやっぱりここはもっと広くしたいみたいな欲が湧いてきた。 あー中央の汚水配管邪魔やねん、あと50cmRC壁が奥にあったらええのに、ふぅぅ、気がつくと思ってもしょーがないことを考えていた。 ほんと無意味。。。

汚水配管が勇ましく貫通している。
ど真ん中やし