トップ > 最終更新:'05/06/30

’05年 6月 16日( 木)

 米粉でシフォンを作った。 スーパーで米粉って袋の表にデカデカと書いてるものを探したのだけどそんなものはなく。。。ふと上新粉って書いてる裏の成分表示をみたら”うるち米”と書いてあるじゃない。 米粉とはいわゆる上新粉のことだったの? これって常識なの?? 初めて知りました。 

 さてさて、一度は作ってみたかったシフォンの一つが米粉で作るシフォンだったので、今回は作りながらいつもと違うドキドキ感を味わった。 作り方はいつものプレーンシフォンの薄力粉をそのまま上新粉に変えただけ。 なんどか上新粉のシフォンを知り合いから頂いたことがあり、そのときの感想は焼き縮みが大きめだけどもっちりした印象だった。 さてさてワタシの作る米粉シフォンはどんなのになるのかしら〜

作ってる時、上新粉は薄力粉に比べてサラサラした粉なのでふるうのはとっても楽だった。 卵黄生地に入れたときもサラサラの上新粉がサササッとなじんでくれてラクラク。 薄力粉よりも水っぽくてゆるい生地になった。 メレンゲとあわせた様子は うーんと、粘りがすくない生地にできあがった。 型に入れた時リボン状に切れずに折り重なって入っていくのだけど、今回はちぎれ気味。 焼き上がりの膨らみは薄力粉よりも控えめ。 

で出来上がった感想は、断面のキメがなんだか均一に荒かった。 水分をかなり含んでて、しっとりと言うかじっとりって感じ。 生地に弾力とか保持力が少ないみたいで、時間をおいたら生地がへしゃ〜んって倒れかけてしまってた。 食感は蒸しパン度がかなり高かった、団子っぽい気もした。 味は気持ち和菓子よりシフォンだったかなぁ〜。  水分多めのクミスケレシピをそのまま上新粉に置き換えて作るにはちょっとイマイチのようだ。 水分を50ccほど減らして焼いたらほうが美味しい米粉シフォンができそうな気がする。 そうそうこのシフォン、薄切りして軽くトーストしたら中がかなりとろっとして不思議な和菓子ケーキになった。 それなりに楽しめた。  上新粉が余っているのでもう一回くらい作ろうかしら。

追記('05/06/23)--- ケーキなど洋菓子の米粉は普通のスーパーで売られてる和菓子で使う上新粉のことではないようです。 上新粉よりももっと細かい超微粒な粉らしく小麦粉の代替で使える米粉でリ・ファリーヌというそうです。 フランス語でお米の粉って意味なんだって〜。 そんなことになってるとはホント全然知りませんでした。 実は日記をアップしたあと、メールで貴子さん、はるみさん、pig_pigさんに教えてもらったんです♪ 本当にありがたいです。 教えてもらえなかったら米粉シフォン=上新粉シフォンと間違って思い続けてましたもの。 感謝デス!! さーて早速クオカさんでリ・ファリーヌ注文だ! 

なんかちょっと膨らみが寂しい こんな感じ 蒸しパンの断面のようだった

’05年 6月 26日( 日)

 ピーナッツバターでシフォンケーキを作った。 作る前から絶対ふわっとしないだろうとは思っていたが、型からはずして実際にがっちりしたケーキができあがったらやっぱりちょっとショック。 ピーナッツバターの油分とねっとりとした重さでメレンゲの泡が潰されるのは予想範囲内とはいえ、そんなにメレンゲを攻撃しなくてもいいのに、まったく。  ピーナツバター80gほど入れたので、サラダ油の量を40ccといつもより30ccへらし、なんとなく予防線ははってたのだけどまったく効果なし。 メレンゲ混ぜたとたんに、化学変化のように泡の元気がなくなってしぼんでいった。 焼く前の生地の分量もいつもの2/3程度だし、焼き上がりなんて半分くらい。 硬さはパウンドケーキ並み。 味はピーナッツバターの味が忠実に反映されてて美味しかった。 チャンクを使ったのでツブツブとしたナッツの食感はよろしいのよ。 そして塩気の具合もよろしいのよ。 シフォンケーキといわなければ成功だけど シフォンケーキとしては失敗なのよね。 まったくふわっと感がない。はぁ〜 今度はサラダ油ナシで作ってみようかなぁ。。。

ピーナッツバターは
スキッピーのチャンクを使いました。
このツブツブ感が良いのデス
膨らみも乏しく、断面はデコボコと穴だらけ
美味しいだけに成功したいフレーバーです

’05年 6月 30日( 木)

 先日、母と2日間かけて愛・地球博に行ってきた。 ほとんど何も調べず予備知識がないままフラーと遊びにいったワタシ。 行ってみるとやたらいろんな国のパビリオンがあって なんで?!と思ったトコロでこの博覧会が万国を紹介する博覧会ってことに気がついた。  アトラクションが森の中に一杯あるんだろうなぁってな具合で、てっきりTDLとかUSJの地球自然版だと。。。   愛・地球博の宣伝ってマンモスとかトヨタの変わった乗り物とかサツキとメイの家とか巨大万華鏡とかそーゆーのばっかりが話題を呼んでなかったっけ? 主旨が違って来てるような気がするんだけど。 みんな万国博覧会ってわかってきてるのかなぁ〜、それともワタシだけ?
  驚きに行こ〜とか初めての何かがパビリオンで体験できるかも?なんて思っていくと炎天下の中倒れそうになりながら並んだり、バッチリ予約しとかないとダメみたい。 いろんな国が一同に集まって文化や特徴を紹介してる各国のパビリオンを純粋に楽しむつもりなら長蛇の列に並ばなくても充分に楽しめる。  いろんな国を効率よく垣間見れたり、食べれたりできるんだもん。  はじめは驚き狙いでがんばって並んでみたが、、、見たものになんの感動も無かったので、行ったことの無い国を見よう!と方向転換した。 目的を変えてからは急にどの国のパビリオンもじわじわ〜と面白く感じてきて 絶好調に楽しい!!と思ったときは2日目の帰り間際。  なので今の印象はかなりいい。  特にどこにあるかも知らない国やあまり旅行先として人気がない国のパビリオンが新鮮で興味が湧いた。 いやーんワタシったら万国博覧会のお手本のような楽しみ方してるかも?!

今の時代、バーチャルな世界はゲームで大分前から体感できるし、海外は身近でTVやネットで世界の映像をふんだんに見れる。 いまさら国のなんちゃって再現されてもね〜、それに映像や音だけでつまらない!と思ってしまえばこの万博はあまり楽しめないだろう。 情報・技術の進化への慣れって恐ろしい。  昔は音や3D、巨大映像ってだけでも感動してたはずなのに。  だんだん全身で体感できるものにしか驚かなくなってるのかしら? 五感全てを刺激するアトラクションが普通になってくるんだろーなぁ。 たのしそう!! 極端に寒い国ゾーンをつくってバラやバナナを凍らせながら耐えてみるとか、暑い国の再現をして脱水症状になる寸前には想像オアシスがでてくるのかとか、地球に隕石が落ちたときを軽く体験できるとか、いろんな宗教ゾーンを作って崇拝の疑似体験をするとか?  世紀が変わるころには本当にマトリックスみたいに何かをくっつけて想像の意識世界で楽しむ何かがでてくるのかもね。

モリゾーのぬいぐるみが当たった
ビニールのまま撮ったらテカッてしもた