Q&A
Q ベーキングパウダーありとなしってどれくらい膨らみが違うの??
<比べてみようシリーズ3>
A
昔から膨らましたいケーキには迷わずベーキングパウダーをいれていたのですが、 最近ベーキングパウダーなしってどうなんでしょうかね〜ってメールをいただくことが増えました。 できるだけ食品添加物を使わない材料で作りたいと考える方が増えたように思います。 多くのベーキングパウダー(以下B.P)にはミョウバン(硫酸アルミニウムカリウム)が使われていて、その中のアルミニウムが気になってB.P使いたくないって方が多いのかもしれませんね〜。 アルミ不使用のB.Pもあるそうです。 まだワタシは使ったことないのですが興味があるので今度購入してみようと思ってます。 ちなみにアメリカ製でラムフォードという会社のB.Pデス。
さてさて、実際ベーキングパウダーのありなしってシフォンケーキの膨らみにどれだけ左右されるんでしょうかね〜?? もう明らかにって感じなのか、比べたら何とかわかる程度なのか? そこらへんを実験してまとめてみました。 比較以前に分量があいまいだったりと ふぬけな比較結果もありますが興味のある方はドウゾお付き合いを〜 面倒ならば下記のザックリを参考にしてください!!
<<簡単ザックリ結果>>
卵のグラム数をピッタリ測ってB.Pありなしで実験したら、やはり少しは膨らみに違いがでた。 カットしたらあまりその違いがわからない程度。 果実系の淡い色合いを大切にしたい場合はB.P入れないほうが若干鮮やかに出来上がるような気がする。 味は。。。違いを言い当てることはできなかった。残念だ。
結局ワタシは2回目実験以降はB.Pなしでシフォンを焼いています。 まぁなんというか、入れるかどうかはお好みでドウゾって感じでしょうか?
(第1回目) | ||||||
ベーキングパウダーの食品添加物(合成添加物、アルミ入りが主流とか)が気になり始めた方が増えてるみたいで、ここ数年シフォンケーキレシピの中ではベーキングパウダーはちょっぴり嫌われもの?になっているみたい。 ソコデ!!はてはて膨らまし粉ベーキングパウダの威力ってどうなん? どのくらい膨らむの? という前からずっ〜と気になっていた”ベーキングパウダーあり”と ”なし” の比較実験をやってみた。 フレーバーはバナナオレンジシフォン。 全く同じにしたつもりが、どーも卵の大きさだけがちょっと違う気がして、気になりながらも作った。。。 そこで起動修正しろよワタシ。 個数を合わせただけなので卵の分量が違っちゃったのね〜 なんて、初めからいいわけの前フリ。 ”B.Pあり”の方が全体的に卵分量が少なかったようで”B.Pなし”の方が微妙だが膨らみが良かった。 もー比べた意味が全然ないじゃないかぁ!!! B.Pの本慮発揮、パっとみて歴然!!!って結果を期待してたのに。 今度は卵もグラムであわせて実験するつもり。 B.Pの量も少なかったかも。。。 まぁいいとにかく次回にかけるのだ!! シフォンケーキの膨らみは卵白の量が大きく関係するという、分かりきったことの確認以外にも、 ”B.Pあり”と”B.Pなし”のシフォンの違いも少し見つけた。
●”B.Pあり”の断面の空気の穴が”B.Pなし”より気持ち大きく、個数も多い。
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(第2回目) | ||||||||||||||||||
二回目のベーキングパウダー(B.P)ありなし実験をしました。 フレーバーはイチゴ。 季節ものだし最近のお気に入り。 前回は卵の分量を個数であわせてグラムではあわせてなかったので、あまり膨らみの比較にはならなかった。 今回はキチンとグラムで合わせました。 B.Pは小さじ1入れてみました。 いつものクミスケレシピよりは多めだけど比較実験ってことで多めに。 さてさて結果は↓↓↓
●断面はこんな感じ。
●もっと近づいてみて生地の感じは?
●味の違いは? |