ケアンズ | 2006年3月 |
エアーズロックに2泊した後、飛行機で3時間移動しケアンズへ戻る。 オーストラリアは広すぎて車や船がないと自由に動けないってことが現地でよくわかった。 たぶんオーストラリアのむっちゃ都市以外はどこもそんな感じなんやろね。 ケアンズで丸一日自由なのは明日だけ。 一日で世界遺産の熱帯雨林とグレートバリアリーフの2つ行ってくれるコースに申し込んだ。 ついでに夕飯のお店を尋ねると、JTBさんがすっごく美味しくてお得だと勧めてくれた海鮮コースも申し込んだ。 ご飯まで時間もあったのでヒルトンホテルでぼんやり。 部屋の窓からは工事現場が見えた。 あーー、海側ってお願いするのわすれてた。。。 うるさくないし街が見えるからいいんだけど。
ホテルのリゾートなロビー | 爽やかで良いホテルでしたわ |
お土産かったり、ショッピングセンターを覗いたりしながら、たらたらと夕飯のお店まで歩いていく。 おーーー、結構人だらけ。 昼間は人がまばらだったのに、夜になるとどの店も人がどこに潜んでたんだと思うくらいの混雑ぶり。 予約しておいて良かったぁ〜と思い席につく。 でも料理が運ばれた瞬間、帰りたくなった。 だって、、、アホみたいな量なんだもん。 なんてーか、食べる前から吐きたくなるくらい。 周りの地元っぽい人達も笑ってるし、やっぱりおかしぃこのボリューム。 ツアコンさんもあんなに自信もって勧めるんだったら現地調査しとけよぉ。 美味しかったかなんて全く覚えてない。 記憶にあるのは、がんばって食べないと申し訳ない、と思ったことぐらい。
海鮮っていくら美味しくても そんなに大量に食べれるもんじゃない |
翌日のツアーは何人かまとめてポイントまでバン連れて行ってくれて、あとは自由にさせてくれるアレ。 午前中は熱帯雨林をスカイレールに乗って上から鑑賞するために駅まで送ってくれた。 ”熱帯雨林”っていうのに、すっごい期待してたのよね〜。 しかも世界遺産だし。 社会の時間、熱帯雨林地方ってでてくる度に、鳥肌立つほど林立してるブロッコリーみたいな真緑の巨大植物と、ウルサイくらい鳥の声が響き、そんなジャングルがずどどーーーんと繋がってるだろうなぁ〜と。 2回ゴンドラを乗り変える度に、次こそ凄いハズ!と期待したのだけれど、 終点まで樹木の感じとか栗林具合とかフツーでした。 ここまで来て日本にあるやんコンナ風景とは思いたくなかったよ。 近場でゆーたら小豆島の寒霞渓でこんなん見た気がする。 ちいちゃい割りに日本って観光の視点て考えるとむちゃスゴイのでは。 終点のキュランダ駅近くに観光用ショップや鳥園、蝶園があり、それなりに楽しめるようになっていた。 旅行にはつきものなアイスクリームを買って食べたよーな。。。
おっと、感動ポイントが分からず熱帯雨林の写真 とってなかった。。。看板でも |
次は一度ホテルに帰って身支度してからグレートバリアリーフ!! これまた、過剰に期待してたのよね〜。 だってさぁ、TVとか雑誌でみるグレートバリアリーフの海っていろんな青と緑が層になって続いている いわゆるアノ海じゃない。 でも、、、欲張り一日コースで行けるグリーン島周辺の海はそこまでではナイ!!! 島でフリータイムがあったけど、海で遊ばず木陰で昼寝しただけだもん。 これなら宮古や石垣の海の方が綺麗かも。 ここでも日本の凄さを改めて感じる。 またアイス食べたような。 帰りデッキからずーっと海をみてたんだけど、巨大な池っぽく思えた。
綺麗なのに何で感動できなかったんだろ? | よくある水中ボート |
夜食べた中華は美味しかった。 このお店もツアコンさんが紹介してくれたお店。 前日がひどかったのでコワゴワ行ってみる。 量も普通だったし、高そうなカニも美味しかった。 よかったよ。。。 もちろんこのレストランにも日本人スタッフがいた。 オーストラリアの中でも特にケアンズは日本人が多いみたい。 お土産屋さんにも結構大勢いるし、全然海外旅行って感じがしない。 遠くてデカイ沖縄って気分。
大きいわりに食べるトコ少なかった | 日本語看板多いです |
もっと熱帯の自然に感動したい!と帰りの飛行機の窓から海を見る。 陸からある程度離れると、やっぱりキレー。 満足満足。 飛行機から見る夕暮れも神秘的で美しい。 こんな幻想的な風景が見れると思ってなかったから涙でそ〜なほど感動した。 神様とかプォォ〜〜んって降りてきそうだった。 期待しすぎると何でもダメね〜。 心を開いてすぐ感動できるモードにしておくか、はなから期待しないかじゃないと、何かと比べてしまうもの。 そんで大概は記憶の方が美化されてるから厳しい勝負になりがちだし。
珊瑚の浅瀬でエメラルドグリーン | 蛇行して分岐しまくる河 | 神々しかったです |
熱帯雨林もグレートバリアリーフもボリューム感はすごいんだけど、少し覗き見するくらいでは洗練された美しさまで到達しないみたいで心に響かなかった。 ケアンズで自然に感動したいなら欲張らずに一極集中でじっくり楽しむべきなのかも。 友達とノリで楽しく旅行に行くとか、海でいろんな遊びを楽しみたいとか、ロングステイ、初めての海外旅行などには、ケアンズは最適。 のんびりとしてるし、安全だし、日本語があふれてて気楽だもん。 でもそれ以外の場合はどーだろう。。。