トップ > 最終更新:'05/05/05
        マカオ                 2004年10月

 初めて、なんば発のラピートを利用し関空へ向かった。 外観も独特だが、内からも見ても個性的な乗り物。 毎日使ってる電車とは、まったく違う気持ちになれる点では、とっても旅行向きな乗り物かも。  関西空港は、特別な休日がらみでもないのに混んでいて、両替して入国審査を終えるだけで1時間半ほどかかった。  乗り遅れた人はいないのかしら。。。呼び出されては人はいたけど。  

鉄仮面ラピート 中も個性的

昼前に離陸して、3時間ちょっとで香港についた。  時差が香港は1時間遅いこともあり、機内食を食べて、ほっとしたら着いた気がする。  空港は関空の雰囲気と変わったところが無かったので、広くて綺麗な印象があるくらい。   空港を降りると、空が全体的にうすらぼんやりしてて、空気はモヤ(湿気)っと体にまとわりつくようだった。  空港からはマイクロバスで移動。 近々ディズニーランドができる敷地横の高速を通り、いくつか橋を超え、九龍を通り、香港島の北側にあるマカオ行きフェリーまで2時間ほど。  その間中、香港のびっくりするくらい大きく高く群れのような塊の建物にただただ威圧されるばかりだった。 NYに行った時には感じなかったのに、香港ではコワイ!息苦しい!!と思ったのは何故なのかしら? 同じように人工的な高層建物が林立してるのに。

こんな高層ばっかりが
ドドドドドーーンって
空気がぼんやり 期待していた街並みだと
嬉しかったり♪

香港からマカオまでは高速フェリーで約1時間。 海の上も空気がどよんと幕をはっていて風景はあまり綺麗には見えなかった。 マカオと香港を毎日通ってる人もいるようで、船の中はあまり観光チックな様子でもなく、船の行き来を楽しんでるひとはほんのわずか。   

船の待合所 コレガ高速フェリー

マンダリンホテルに荷物を置き、散歩がてらCASINOで有名なリスボアに行くことにした。 カジノなんてテレビでしか見たことないものね。 行っとかなきゃ。  リスボアのカジノはとっても庶民的。 小銭程度で少しなら遊べそうだし明るいイメージなので、パチンコの人版って感じかなぁ〜。 入店前にチェックされるのと何人もの監視員が高台からギラギラとチェックしてることを除けばだけど。  もちろんNoPhotoでした。

空腹と疲労のため、タクシーで隣のタイパ島の飲食街にいくことにした。 車は日本と同じで左側通行、運転席は右。ちょっとしたことだけど、同じだと気持ちホっとする。 

夕飯にポルトガルマカオ料理を食べた。 量が多い、脂っこい。 たぶんちょっとづつ出されてたら、美味しい〜とパチパチしながら食べただろうけど、 こうも一品が多いとうんざりしてしまう。 大勢でくる店だったのかも。 帰りにマンゴープリンや桃ゼリーを買い食いし、お土産物屋を物色する。 旅って感じ。 

マカオの商店では英単語が伝わらなかった。 漢字では?と試したが、使ってる漢字が違うのでこれまた失敗。 英語は無敵ではないのよね〜アジアでは。

夕飯を食べたお店。
雰囲気がいい大食堂って感じかなぁ
飲食店や屋台、お土産屋が
並んでます。 短い距離だけど楽しめますよ
マンゴープリン美味しかった!

次の日、朝から街並み散策スタート。  目的地は特にないが、街の様子やマカオの人たちの暮らしを垣間見たいと思い、ほんとうにウロウロうろうろする。  日本で買った観光旅行のマップを頼りに動いていたのだけど、もーーーー地図全然違うしぃぃぃ。 タクシーが頻繁に通ってるわけでもないし、どこでも乗り込めるわけでもないので、地図の間違いで迷子になったのは痛かった。 坂が多く、かなり足が疲れるのだ。 母も相当疲れたハズ。 下校してる学生ばかりで、小道が続く完全下町の住宅街の中で迷ってしまった。 こんな時は、顔が同じって安心。 紛れられるもの。 6階建てくらいの集合住宅がびっしりならんでるの。 入り口は薄暗いか明るくても簡素なていど。 30年前の日本の団地みたいな薄グレーな建物が長屋のように並んでる感じ。 下校の学生達は道添いの屋台でいろんなものを買い食いしている。 日本のコンビニみたいな感覚?昔の駄菓子屋ののり? 見たことのないような団子をカレーっぽいものにつけて食べてる人が多かった。 なんだったんだろ?

スーパーめぐりもオモシロイ 商店の上に
集合住宅ってスタイル多かった
鉄格子使いがあふれてた。 
慣れてないので牢屋っぽくも見える。。

1日中、買い食いしてた。 牛乳プリンとかケーキとか卵タルゴとかマンゴージュースとか。。。 お昼が買い食いだったので、夕飯はカチっとしたポルトガル料理屋さん。 そこでハトの丸焼きを食べる。 姿見のままでやって来た。 頭ついててついでに目も。。。恨まれてるようでコワかった。  ターキーの赤身をもっとレバーっぽい版。 美味しい!!! スープや炒飯も美味しく量もすこぶるいい感じ。 値段をだせば適量で美味しいものが食べれたみたい。。。

この旅行での食べ物ヒットはマンゴージュースと焼き栗! とりつかれたように母と二人で毎日食べた気がする。 生のマンゴージュースは絶対オススメです。 日本では、あっても濃縮還元で高いのしかないものね。

有名らしい牛乳プリン。
私には甘すぎた。。
シフォン生地を期待したのですが
甘〜いスポンジのカップケーキでした
ハトです。平和を祈りながら?イタダキマシタ マンゴープリンの多くが
中にマンゴーの角切りが入ってた!!美味しいのよ

立ち寄ったペンニャ教会で結婚式用の写真を撮影していた。 いたのはそのカップル1組だけ。 写真のためだけに、綺麗に準備して撮影班をつれてきている様子。 今の日本と比べて結婚や家族の団結を重んじる中国の血を感じた。 

観光地や行政の建物がある付近はコロニアル様式の建物が色合いよく並んでいた。 ふんだんに使ってるタイルに至る所でうっとりしてしまった。 マカオはゆっくりのんびり過ごすには丁度よい街かもしれない。  散歩した公園で1時間ほど昼寝をした。 きっとマカオのゆっくりペースに気が緩んでしまったのね。  マカオは小さい街のなかに、中国っぽさと欧風っぽさが、嫌味なく小気味よく混じっている。  これが、観光都市マカオの魅力なのかしら。 っていいたいけど。 きっとカジノがあるからコソ!!!なんだろうなー。  カジノ等の観光収入で景気も安定してるらしいしね。  ちょっと観光にやって来るにはぴったりの場所でした。   

色鮮やかな建物の囲まれた噴水広場 夜はこんな感じにライトアップ 石畳に欧風な建物が連なってて素敵〜♪